ロボット通信Vol.99 - 活用の領域が広がる協働ロボット -
2019.12.20
弊社で定期発行しておりますロボット通信についてご紹介いたします
このロボット通信はメールマガジン登録を頂いているお客様や以前に名刺交換をさせていただいたお客様へ
配信させていただいております。
ロボットに関する様々な情報を発信しており多くのお客様にご愛読いただいております!
今回の内容は・・・
■■■ 活用の領域が広がる協働ロボット
■■■ 危険予知トレーニング(KYT)
を紹介しております。
初めての方はぜひ一度目を通していただけたらと思います
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今月のトピックス:活用の領域が広がる協働ロボット
安川電機が今年11月25日に可搬重量20kg、最大リーチ1700mmの協働ロボット「MOTOMAN-HC20DT」の販売を開始しました。
当機種は、今年7月に販売開始した「MOTOMAN-HC10DT防塵防滴仕様」(10kg可搬)と同様に防塵・防滴(IP67)が備わっています。
塵・埃・液体が伴う作業環境に適合しつつ、10kgを超える大型ワークの搬送が可能な「MOTOMAN-HC20DT」により、協働ロボットの活用領域が今後より広がりそうです。
これまで協働ロボットの可搬重量は10kg以下が主流でしたが、大型ワークの搬送にも活用したいという市場のニーズに応える形で、近年各メーカーから10kg可搬以上の協働ロボットが登場しています。
(FANUCでは15kg可搬と35kg可搬、Universal Robotsでは16kg可搬の協働ロボットが既に販売中)
また、「2019国際ロボット展」では三菱電機の協働ロボット出展が予定されており、これで国内大手ロボットメーカーの協働ロボットが出揃うことになりました。
これにより、今後更に市場のニーズを汲み取った協働ロボットが各メーカーから販売されることが期待されます。
今月のつぶやき:危険予知トレーニング(KYT)
突然ですが、危険予知トレーニングにお付き合いください。
【問題】 下のイラストの作業には、どのような危険要素が潜んでいるでしょうか?
▲「現場の安全サイト」(厚生労働省サイトより)
https://anzeninfo.mhlw.go.jp/yougo/yougo40_1.html
≪回答例≫
①扉を半開きにしてペーパーがけしているとき、風にあおられ扉がしまり、押えている左手をはさまれる。
②踏み台が手すりに近く、腰の位置が高いので、降りようとしてよろけたとき、手すりを越えて落ちる。
(他の回答例は厚生労働省サイト内にあります。イラスト下のURLをクリックしてご確認ください)
皆さんは危険要素をいくつ発見できましたか?
安全の確保には、「作業や職場に潜む危険要素を発見し、如何に対策するか」が重要です。
日頃からチームでトレーニングを行い、組織全体の危険予知及び対応能力を高めたいですね。
今年もあと僅かですが無事故でお過ごし、明るい新年をお迎えください。