ロボット通信Vol.95 - カメラ・AIによる品質検査について -
2019.08.26
弊社で定期発行しておりますロボット通信についてご紹介いたします
このロボット通信はメールマガジン登録を頂いているお客様や以前に名刺交換をさせていただいたお客様へ
配信させていただいております。
ロボットに関する様々な情報を発信しており多くのお客様にご愛読いただいております!
今回の内容は・・・
■■■ カメラ・AIによる品質検査について
■■■ 名古屋ロボデックス ロボット開発・活用展
を紹介しております。
初めての方はぜひ一度目を通していただけたらと思います
また、配信ご希望の方は「お問い合わせ」フォームよりお申し込みをお待ちしております!
今月のトピックス:カメラ・AIによる品質検査について
先日、株式会社テクムズ様が主催される「カメラ・AIによる品質検査」についてのセミナーに参加してきました。
通常の製造工程では、目視確認による品質検査が大半であり、どちらの工場でも画像処理を用いた自動化を目指されているかと思います。セミナーでは、そんな製造業の要望に応えるべく開発された、「難易度の高い黒色ゴムや樹脂系部品・金属部品でも自動検査が可能」な品質検査AIのパッケージ商品が紹介されました。
AIによる品質検査では、目視検査では必然的に発生する検査基準のバラツキを防ぐことはもちろん、「検査精度99.98%」、「処理速度1秒以内/個」、「0.1mm傷を検出」と、かなりのハイスペックでした。
更に、不良検出時に「どこに・どの種類の不良(傷・ヤケ・バリ・エグレなど)が・いくつ発生しているか」まで検出可能であり、原因特定・工程改善に活かせるのも当パッケージの大きな特徴となります。また、画像処理の基準となるサンプル画像数については最小50枚~(※検査内容による)と、一般的なAI検査装置よりも手軽にスタートアップできる印象を受けました。
当パッケージにロボット・加工機・コンベア搬送などを併せれば完全自動化も不可能ではありません。AIを活用した完全自動化の時代は既に始まっているようです。
▲「 0.1mmの不良を検出する品質検査AIを発表」(2019.3.19)
㈱テクムズ様ホームページより http://www.tkmes.jp/286
▲「品質検査AIパッケージを販売開始」(2019.4.23)
㈱テクムズ様ホームページより http://www.tkmes.jp/292
今月のつぶやき: 第2回 名古屋ロボデックス ロボット開発・活用展
ポートメッセなごやにて、2019年9月18日(水)~20日(金)の3日間、「第2回 名古屋ロボデックス」が開催されます。
(「ネプコンジャパン」、「オートモーティブワールド」、「スマート工場EXPO」も同時開催)
製造業、福祉・介護、警備・清掃、農業など、対象業種を幅広く設定しており、当日は様々な製品が展示されることが予想されます。また、「AI(人工知能)特集」も組まれており、本展及び同時開催展にてAIを搭載・活用した製品も多数出展されるとのことです。
AI関連の情報収集にちょうど良い機会になりそうですね。