ロボット通信Vol.85 - 第8回ロボット大賞発表 -
2018.10.23
弊社で定期発行しておりますロボット通信についてご紹介いたします
このロボット通信はメールマガジン登録を頂いているお客様や以前に名刺交換をさせていただいたお客様へ
配信させていただいております。
ロボットに関する様々な情報を発信しており多くのお客様にご愛読いただいております!
今回の内容は・・・
■■■ 第8回ロボット大賞発表
■■■ パナソニック2018 溶接機・ロボット新製品発表会&工法展
を紹介しております。
初めての方はぜひ一度目を通していただけたらと思います
また、配信ご希望の方は「お問い合わせ」フォームよりお申し込みをお待ちしております!
今月のトピックス:第8回ロボット大賞発表
「ロボット大賞」とは、日本のロボット技術の発展やロボット活用の拡大などを促すため、特に優れたロボットや部品・ソフトウェア、それらの先進的な活用や研究開発、人材育成の取組みなどを表彰する制度です。
基本的には実績のあるものを対象としていますが、研究開発段階にあるものや、今後社会に貢献することが期待されるロボットであれば対象になります。
その「ロボット大賞」の第8回目の受賞ロボットが10月に発表されました。
経済産業大臣賞/総務大臣賞 ファナック株式会社「ZDT(ゼロダウンタイム)」
工場で稼動しているロボットの稼動状況を集中管理、予防保全・故障予知を実現し稼動停止時間をゼロにするIoT技術で、有事にはユーザーへのメール通知などが可能。
今回、世界に先駆けてIoTシステムの現場導入と収益事業として成功させた実績などが高く評価されました。
文部科学大臣賞 国立大学法人東北大学「Omni-Gripper」
柔剛切替性を持った新たなグリッパで、刃物のようにとがった物体でもつかむことが可能。
災害などでの現場ニーズに対応できる実用性とアイデアの独自性、今後事業展開が期待される点などが高く評価されています。
厚生労働大臣賞にはトヨタ自動車株式会社/藤田医科大学(学校法人藤田学園)の「ウェルウォーク WW-1000」、農林水産大臣賞には株式会社ナイルワークスの完全自動飛行のドローンによる「空からの精密農業」が受賞。
医療・農業・食品・サービス業など各業界の「現場での実用性が高い優れたロボット達」が受賞しています。
今月のつぶやき:パナソニック 2018 溶接機・ロボット 新製品発表会&工法展
パナソニックFAテクニカルセンター各所にて「2018 溶接機・ロボット 新製品発表会&工法展」が開催されます。
「新型フルデジタル溶接機各種」、「新型ロボット」、「ビード外観検査システム」、「キーホール貫通・非貫通判別システム」、「生産管理新機能」など様々な新製品が発表される予定です。
その中でも「生産管理機能」の新機能として追加された、エラー発生前後のデーター保存が可能な「トラブルレコーダー」や、ロボットの稼動状況を見える化した「運転イベントログ」、溶接トレーサビリティーが可能な「溶接イベントログ」などは特に皆様が待ち望まれた機能ではないでしょうか。
各種新製品を各会場でご確認ください。
中部会場/パナソニック中部FAテクニカルセンター 開期:10/24(水)、25(木)
東部会場/パナソニック東部FAテクニカルセンター 開期:11/14(水)、15(木)