ロボット通信VOL.73 - 2030年の労働人口について -
2017.10.31
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今回の内容は・・・
■ 2030年の労働人口について
■■ 各種展示会のお知らせを紹介しております。
紹介しております。
初めての方はぜひ一度目を通していただけたらと思います
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今月のトピックス:2030年の労働人口について
海外では「ロボットが雇用を奪う」と、製造工程のロボットシステム化に対し危機感を訴える声が多いと聞きます。
もちろん日本でも賛否両論はあることでしょう。
しかし、日本の将来の労働人口を考えると「ロボットの補助がないと仕事がなりたたない」と逆の発言をすることになってしまうかもしれません。
2030年に日本の総人口の1/3が65歳以上になると予測されています。先進国ではどの国も高齢社会は進んではいますが、
特に日本は人口構成の変化スピードが速い為、他国に先立って急激な労働人口不足を迎えることになります。
おそらく30年後には労働人口が現在の30%減となります。
これまでもお客様から「労働力の確保が難しい」というお声を聞くことがありましたが、今後は更に厳しい時代の到来が予測されます。
しかしながら、人の作業を全てロボットシステム化することは困難です。
費用対効果を得られず頓挫するケースも少なくはありません。
それでも最近は
「ロボットで出来ない工程があるならば、出来るように製品設計を変更する」
「費用対効果は二の次で、先行投資として考えている」
などの前向きなお言葉を頂くことが増えています。
これから、ロボット化の流れは更に加速すると思われます。このままいくと、冒頭に述べた「ロボットが雇用を奪う」という発言は、今後の日本では用いることは無いのかもしれません。
今月のつぶやき:各種展示会のお知らせ
10月から年始にかけてロボット関連の展示会が続きますので、一部をご紹介致します。
≪メカトロテックジャパン≫ 2017.10.18~10.21 ポートメッセ名古屋
≪国際ロボット展≫ 2017.11.29~12.2 東京ビックサイト
≪ロボデックス 東京開催≫ 2018.1.17~1.19 東京ビックサイト
※掲載内容は変更される場合がありますので、詳細につきましては主催者にご確認下さい。
貴重な機会ですので、ご興味を持たれた方は是非ご覧ください。