ロボット通信 VOL54 - アーク溶接ロボットでの「溶接線自動補正機能」について -
2016.03.28
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今回の内容は・・・
・アーク溶接ロボットでの「溶接線自動補正機能」について!
・ 「季節商品について」・・・季節サービスメニューの紹介!!
を紹介しております。
初めての方はぜひ一度目を通していただけたらと思います
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今月のトピックス:アーク溶接ロボットでの「溶接自動補正機能」について!!
今回は、アーク溶接ロボットでの「溶接自動補正機能」についてです。
一般的にプレイバック方式のアーク溶接ロボットでは、ティーチングされた軌跡を精度良く繰り返し稼働しますが、
ワークの仮組制度や治具へのセット誤差、溶接中の熱ひずみの発生によって実際の溶接線とティーチング軌跡とのずれが
発生してしまう場合があります。
このような場合、何らかの補正(修正)作業が必要となってきます。
手動による補正作業では可也のリスクがあるので、ロボット自体に「タッチセンシング機能」や「レーザーセンシング機能」、
「アークセンシング機能」を付帯させて自動的に溶接線を補正しながら溶接を行っていきます。
①タッチセンシング機能
仮組されたワークなどを事前に溶接ワイヤで自動測定し、溶接線の補正を行っていきます。
②レーザーセンシング機能
レーザーセンサにより、事前もしくは作業中に3次元的な測定を行い溶接線の補正を行っていきます。
③アークセンシング機能
「アーク倣い」とも言われ、溶接中(ウィービング中)の溶接電流の変化によって溶接線の補正を行っていきます。
今月のつぶやき:「季節商品について」・・季節サービスメニューの紹介!!
3月ですね。日毎に気温も高くなり日差しも暖かくなってきました。卒業シーズンに入り新しい門出の時期でもあります。
お客様方を巡回訪問させて頂くと早くも新入社員さんをお見かけする事も増えて来ました。
この時期は決算期を向かえられるお客様も数多くあります。来期のメンテナンス計画は既にお済でしょうか?
もしまだ計画が未定でしたら、弊社営業マンにお問い合わせお願いします。
ベストなご提案をさせて頂きますので、よろしくお願いいたします。