ロボット通信 VOL46 ー オフラインティーチングについて ー
2015.07.14
弊社で定期発行しておりますロボット通信についてご紹介いたします
このロボット通信はメールマガジン登録を頂いているお客様へ配信させていただいております
ロボットに関する様々な情報を発信しており多くのお客様にご愛読いただいております!
今回の内容は・・・
「オフラインティーチングについて」
「夏本番!!過酷なシーズン到来!!」 となっております。
初めての方はぜひ一度目を通していただけたらと思います
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今月のトピックス:オフラインティーチングについて
今回は、産業用ロボットの「オフラインティーチング」についてのトピックスを採り上げていきます。
産業用ロボットの機体本体を使わずに、専用ソフトが入ったワークステーションやパソコンで3次元表示しながら
ティーチングを行う事を示します。
シミュレートタイプ(外観をモデル化して静止状態で再現するタイプ/下図右)や、
エミュレートタイプ(内部動作まで模倣して動作させるタイプ/下図左・中央)があります。
現状ではロボットメーカーさん等より販売されているエミュレートタイプが主流となっていて、
オフラインティーチングで作成したデータを実機に挿入し機差(現場で動作させた時のデータとの位置ずれの差)を
補正(キャリブレーション)し、短時間でのティーチング作業を実施されているユーザー様が増えつつあります。
またソフトの中には、実機でティーチングを行ったデータから自動的に補正量を計算するキャリブレーション機能を持つものもあります。
これらの機能は単にティーチング作業の効率化を図るだけでなく、設備・溶接治具の設計時に干渉等を事前に確認し、
実機でのトラブルを防ぐ検討用としても使用されています。
今月の「つぶやき」:夏本番!!過酷なシーズン到来!!
今年も「夏」がやって来ました。まだこの地方での梅雨明けは宣言されていませんが、梅雨の合間の快晴時の気温は一気に夏モードです。
涼を求めて海や山に出かけてアウトドアーでの活躍には良い時期ですね。
さて、ロボットにつういては一番過酷なシーズンとなってきました。
ロボットを制御するコントローラー内の気温が一気に上昇し「温度異常」が頻発するような事はありませんか?
可能な範囲で結構ですので、快適な稼働が出来るような環境作りを宜しくお願いします。
既に「酷暑日」が報道等で報告されています。
こまめな給等で、熱中症対策をしっかり取ってこの夏を乗り切って行きましょう。