- 技術相談・対応・実績
- 業界・技術・知識
産業用ロボットと協働ロボットでは、使用環境・工程や使用用途はどのように異なるものですか。
大きく異なりませんが、ロボットごとの得手不得手を理解する必要があります。
産業用ロボットと協働ロボットで活用出来る工程は大きくは変わりません。
どちらもエンドエフェクタとアプリケーションの選択次第で様々な工程で活用が可能です。
但し、産業用ロボットと協働ロボットでは安全基準・動作速度・稼動範囲・可搬重量・本体重量・ティーチング方法が異なるため、
求められる条件によって用いられるロボットも異なります。
例えば、システムの導入スペースが限られている場合は、安全柵を用いる必要がなくスマートな本体設計がされている協働ロボットが選択されることが多いです。
また、設置場所を移動させて様々な工程で使用したい場合でも、本体重量が軽く移設が容易でダイレクトティーチング機能が備わっている協働ロボットが選ばれます。
一方、大きいワークを持たせサイクルタイムを重視したい場合は産業用ロボットが選ばれます。
このように、工程よりも使用環境・条件が選択に影響することが多いです。
自動化を検討されている工程をヒアリングさせていただければ、
産業用ロボットと協働ロボットのそれぞれのメリット・デメリットをご説明致しますので、お気軽にお問合せください。