協働ロボットを活用した圧入加工機へのワークの投入・排出システム
樹脂製品の製造を行っている企業様へ導入した
ファナック製協働ロボット CRX-20iA での
加工機へのワークの投入・排出システムとなります。
ロボットでのワーク投入・排出が基本であるものの、
数品種のワークについては作業者で作業をしたいとのことで、
ロボット設置後も人の作業スペースを設けたいということで、
協働ロボットを活用し安全柵を設置せずに、
レーザーでの領域監視にて安全を確保しております。
システム詳細
樹脂製品の製造を行っている企業様へ導入したファナック製協働ロボット CRX-20iA を活用した
加工機へのワークの投入・排出システムとなります。
通い箱に入った加工前製品及び加工後製品は、専用の自動搬送コンベアを作成し
自動供給を実現させ、圧入用のブッシュの供給も必要なのですが、
パーツフィーダーとワークリフター及びリボンシュート等を活用することで、
こちらも自動供給を実現しております。
通い箱の供給、ワークの加工機への投入・排出、通い箱の排出を3名の作業者様で実施されておりましたが、
このシステムを導入することにより、定期的な通い箱の供給・排出と
ブッシュのパーツフィーダーへの供給を行う作業者1名でラインを稼働することができるようになりました。
費用対効果としては2名の人件費を削減することができましたので、
年間600万円ほどの人件費削減に成功しております。