レーザータッチセンサーシステム
産業用ロボットによるアーク溶接は起動ボタンを押しても、
早い生産時間で、安定して溶け込み・外観どちらも
良質な溶接ビードを形成できることが最大のメリットです。
しかし産業用ロボットはティーチング通りの動作しかできない為、
治具の位置ズレ・ワーク精度の問題などで溶接したいワークを
同じ位置にセットできなければ、溶接ビードがズレてしまいます。
レーザータッチセンサーシステムを活用すれば
レーザー変位センサーを用いて溶接箇所の位置ズレを検知し、
ズレた溶接位置から溶接開始できるよう自動位置修正が可能です。
特徴
1.通常のタッチセンサーシステムより安価に導入できる
レーザータッチセンサーシステムはタッチセンサーソフトとレーザーセンサーのみで
構築できるため、通常のタッチセンサーシステムに必要な高電圧ユニット等が不要となり、
その分、導入コストを低減させることができます。
2.タッチセンシング時の通電不良の影響を受けない
通常のタッチセンシングはワイヤの先端とワークが接触したことを通電で確認しますが、
対象ワークの表面が黒皮仕様で通電しにくいものであったり、
電流検出線がセンシング箇所と遠く、通電がうまく確認できないといった不具合が稀に発生しますが、
レーザータッチセンサーシステムは上記の影響を全く受けずに活用することができます。
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