ロボット通信Vol.141 ー 夏だけに頻発するロボットのチョコ停の原因とは? ー
2023.07.07
弊社で定期発行しておりますロボット通信についてご紹介いたします。
このロボット通信はメールマガジン登録を頂いているお客様や以前に名刺交換をさせていただいたお客様へ
配信させていただいております。
ロボットに関する様々な情報を発信しており多くのお客様にご愛読いただいております!
今回の内容は・・・
・「夏だけに頻発するチョコ停の原因とは?」
・「中古ロボット買取強化キャンペーン開始!」
以上の2点となっております。
今月のトピックス:夏だけに頻発するチョコ停の原因とは?
今回のロボット通信では、高温多湿となる夏に向けて、溶接ロボット運用時の注意点をご説明いたします。
夏の時期は気温の上昇と共に直射日光が厳しい季節となり、温度異常といったアラームによるチョコ停や、
制御盤内の温度上昇による故障が多発することがあります。
そういった環境になりやすい設置状況の一例が、左の写真のように日光がロボットの制御装置に直接あたってしまう環境です。
制御装置は放熱板で構成されているものの、日光が制御装置に直接あたると放熱機能以上に熱がこもり、故障の原因となってしまいます。
そのため、特に暑い時期は直射日光が当たらないような工夫が必要です。
ただ、それだけでなく制御装置内に埃などが堆積しているだけでも熱がこもりやすい状況になっているため、そのような場合は
清掃等のメンテナンスをご検討ください。
また、制御装置だけでなく、溶接機本体も数多くの基板が搭載されており、温度管理が重要となります。
そのため、制御装置と同じように埃などの堆積への注意やファンの動作管理が重要です。
(パナソニック製溶接ロボットの場合、周辺温度・湿度は0 ℃~ 40 ℃・20 %RH~ 90 %RHで40 ℃では50 %、20 ℃では90 % 以下で
結露なきこととされています。)
設備のチョコ停を防ぐ為には定期的な清掃・メンテナンスが重要となります。
ご興味のある方はロボットメンテナンスのプロ集団である弊社へお気軽にご相談下さい。
汚れの堆積や日光により制御盤内への熱が蓄積され、チョコ停の原因となるアラームが頻発
埃や汚れの堆積によってファンが停止し、熱が蓄積され、チョコ停の原因となるアラームが頻発
今月のつぶやき:中古ロボット買取強化キャンペーン開始!
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