ロボット通信Vol.96 - FANUC製協働ロボット「CR-35iA」について -
2019.09.27
弊社で定期発行しておりますロボット通信についてご紹介いたします
このロボット通信はメールマガジン登録を頂いているお客様や以前に名刺交換をさせていただいたお客様へ
配信させていただいております。
ロボットに関する様々な情報を発信しており多くのお客様にご愛読いただいております!
今回の内容は・・・
■■■ FANUC製協働ロボット「CR-35iA」について
■■■ 外観検査オープンソースソフトウェア「SDTest」の無料配布
を紹介しております。
初めての方はぜひ一度目を通していただけたらと思います
また、配信ご希望の方は「お問い合わせ」フォームよりお申し込みをお待ちしております!
今月のトピックス:FANUC製協働ロボット「CR-35iA」について
FANUC製協働ロボット「CR-35iA」は、各ロボットメーカーから販売されている協働型ロボットの中で、最も可搬重量が大きい35kgの高可搬タイプ協働ロボットとなります。
本機は協働ロボットとしてISO10218-1の安全認証を取得しており、人が触れると安全に停止することが可能です。
実際に私がロボットに軽く手を置いただけでも外力として感知し停止しました。
また、ロボット本体だけではなく、ロボットに取り付けられたエンドエフェクタや把持中のワークに接触した場合も外力を感知して停止します。外力はロボット内の力センサにより監視しており、感度は外力制限の設定値変更にて調整可能です。
※協働モード(動作速度 250mm/s以内)で使用している前提。
オプションではありますが、協働ロボットの手首軸に専用ハンドル「ハンドガイド」を取り付けることで、ロボットをダイレクトに動かすことも可能となります。(ワーク着脱・搬送・ダイレクトティーチングなどが可能)
大きな動きはロボットで、繊細な動きは人の手で行うという協同作業が可能となります。
荷重作業回避及び自動化をご所望の企業様は一度弊社までお声掛けください。
今月のつぶやき: 外観検査オープンソースソフトウェア「SDTest」の無料配布
AIを用いた外観検査の自動化を検討されている企業様は多いかと思いますが、そんな企業様にとって耳寄りな情報です。
現在、株式会社RUTILEA様が自社開発した、「SDTest」(AI・ディープラーニングによる外観検査オープンソースソフトウェア)が、同社サイトより無料でダウンロードできます。また、ディープラーニングを活用したAI実装に向けた企業研修・人材育成講座や、専用カスタマイズへの開発支援等のサービスも同社で行っています。
それらを活用することで、従来高額になりがちなAI検査装置の初期導入費を大幅に圧縮できるとのことです。
価格のハードルが下がるのであれば活用されたい企業様も多いのではないでしょうか。
▲取り組みの条件比較 (㈱RUTILEA様オフィシャルサイトより)
https://www.rutilea.com/sdtest.html