ロボット通信Vol.92 - 溶接製品の「マクロ検査」とは -
2019.05.24
弊社で定期発行しておりますロボット通信についてご紹介いたします
このロボット通信はメールマガジン登録を頂いているお客様や以前に名刺交換をさせていただいたお客様へ
配信させていただいております。
ロボットに関する様々な情報を発信しており多くのお客様にご愛読いただいております!
今回の内容は・・・
■■■ 溶接製品の「マクロ検査」とは
■■■ パナソニック中部FATCリニューアル!
を紹介しております。
初めての方はぜひ一度目を通していただけたらと思います
また、配信ご希望の方は「お問い合わせ」フォームよりお申し込みをお待ちしております!
今月のトピックス:カワダロボティクス社製ヒト型ロボット 新型「NEXTAGE」
今回は、溶接製品のマクロ検査について簡単にご説明と、お知らせをさせて頂きます。
ご存知のように、溶接は材質・板厚によって条件を調整しなければなりません。
この条件というのは「電流・電圧・速度」のことで、これらの条件が整って初めて狙った溶け込みやビード外観を実現することができます。皆様もこれらの条件出しに毎回苦労されているのではないでしょうか。
また、たとえビート外観が綺麗だからといって、実際に狙った溶け込みが出来ているかどうかは、溶接後の製品をカットして確認しなければわかりません。その点も溶接の難しいところかと思います。
この「カット」と「検査」工程のことを一般的に「マクロ検査」と呼び、溶接品質確認時にかかせない工程となります。
▲カット・ピクリン酸漬込み後、測定画像を作成
ここからがお知らせですが、上記で記載しました「カット」及び「マクロ検査」ですが、弊社でもご注文承っております。
ご入用の際は是非お声かけください。
■ご依頼~実施の流れ
①お客様からのご依頼(ワーク確認・納期等調整)
②測定画像送付及びお客様へご報告
③溶接不具合箇所は別途報告
④レポート提出及びワーク返却
※その他詳細はお問合せください。
▲スポット溶接部の測定 ▲パナソニック中部FATC1階ラウンジ
今月のつぶやき:パナソニック中部 FATCリニューアル!
パナソニック中部FATC(愛知県長久手市)の社屋部分がリニューアルされ、4月19日(金)にお披露目されました。
お披露目会では1階ラウンジのモニターを用いて、本社FATC(大阪府豊中市)に設置されたレーザーロボットシステム「ラプリス」の実演をリアルタイムで中継するという試みも披露され、見学者からは驚きの声が上がっていました。
また、3階のオフィスにはスカイプ席や集中席など、社員が仕事の内容と行動に合わせて席を選べる「アクティビティ・ベースド・ワーキング(ABW)」が取り入れられているなど、オフィス環境も先進的なものとなっていました。
そんな、各所が先進的に生まれ変わり見どころが増えた中部FATCに、皆様も足を運んでみてはいかがでしょうか。