ロボット通信VOL.70 - ロボットの移設について -
2017.07.21
弊社で定期発行しておりますロボット通信についてご紹介いたします
このロボット通信はメールマガジン登録を頂いているお客様や以前に名刺交換をさせていただいたお客様へ
配信させていただいております。
ロボットに関する様々な情報を発信しており多くのお客様にご愛読いただいております!
今回の内容は・・・
■ ロボットの移設について
■■ お客様のご要望に沿った各種講習会を開催しております!
を紹介しております。
初めての方はぜひ一度目を通していただけたらと思います
また、配信ご希望の方は「お問い合わせ」フォームよりお申し込みをお待ちしております!
今月のトピックス:ロボットの移設について
2017-2018年にかけて自動車のモデルチェンジが多く、生産現場にて新旧設備の入替え・工場のレイアウト変更のお話をよくお聞きします。
弊社でも産業用ロボットを含めた設備移設のご相談をいただくことが多くなりました。
今月号では、移設時の注意点についてご説明いたします。
移設後にロボットが動かない
移設時の失敗例として多いのが、ケーブルを「引っ張る・踏む」ことによって生じる断線です。
対策として、外部に出ている配線は出来る限り取外し、束ねてください。
また、再配線を考慮して必ずマークを付けてから実施してください。
ロボットツール先端での位置ズレ
移設前後で、ベースにレベル差が生じることで必ず位置ズレが発生します。
この際、通常の水平レベル出しだけでなく、ロボットを活用したレベル調整を実施いただくと、ティーチング修正量の削減が図れます。
(下図参照)
移設時には上記の点に注意しながら実施いただくと、移設後の後工程にスムーズ移行できるかと思います。
また、東海地震発生の可能性も高まっておりますので、この機会にロボットコントローラーなど周辺機器にも
アンカー固定することをオススメいたします。
今月のつぶやき:お客様のご要望に沿った各種講習会を開催しております!
例年と同じく短い梅雨を経て夏が訪れようとしています。
今年も猛暑が予測されておりますので、皆様水分補給はお忘れにならないようお気をつけください。
以前本紙にて弊社 講習会のご案内をさせていただいてから、多くの反響をいただきました。
最近も「タッチセンサー操作講習」や「消耗部品交換講習」など、お客様のご要望に沿った内容で開催しご好評をいただいております。
日時、開催場所についてもお打合せにて決定させていただきます。
自社ティーチング、自社保全を目指される企業様は是非ご相談ください!