ロボット通信VOL.68 - 「状態保全」スマートメンテナンス -
2017.06.06
弊社で定期発行しておりますロボット通信についてご紹介いたします
このロボット通信はメールマガジン登録を頂いているお客様や以前に名刺交換をさせていただいたお客様へ
配信させていただいております。
ロボットに関する様々な情報を発信しており多くのお客様にご愛読いただいております!
今回の内容は・・・
■ 「状態保全」スマートメンテナンス
■■ 松栄テクノサービス埼玉営業所 開設!!!!
を紹介しております。
初めての方はぜひ一度目を通していただけたらと思います
また、配信ご希望の方は「お問い合わせ」フォームよりお申し込みをお待ちしております!
今月のトピックス:「状態保全」スマートメンテナンス
新型山手線に搭載 「CBM」・・・ロボットではないですが
現在、JR東日本 山手線の新型車両にて新しい視点のメンテナンス・システムが稼動しています。
名称は「CBM」(Conditon Baced Maintenance)、「状態保全」を目指したスマートメンテナンス・システムです。
従来・・・ 時間を決めて定期的にメンテナンス
現在・・・ 状態をモニタリングして状況に応じてのメンテナンス
具体的にはパンダグラフ等が設置されている屋根(ルーフ)部分と、車輪がある車両下部に線路設備をモニタリングする装置を
それぞれ設置し、架線と線路の状態をデータ化。
収集したデータはデータサーバに送られ、メンテナンスセンターの現場スタッフに転送。故障の未然防止に役立てられています。
同社では将来的にはメンテナンスシステムにAI関連技術を活用した故障予測を展開していく可能性もあるそうです。
各機構をネットワークで接続し情報を集中管理することで可能となる「状態保全」、 「故障予測」。プラス「予防保全」
の3点を行うことでこれまで以上の「保全効果」が発揮されることでしょう。
これから先の目指す姿を新型「E235系」が見せてくれた気がします。
今月のつぶやき:松栄テクノサービス埼玉営業所 開設!!
ゴールデンウィークも終わり、少しずつ暑くなってまいりました。
夏本番に向けて、事前に溶接機とロボット制御装置のファン清掃を心掛けください。
2017年4月より「松栄テクノサービス株式会社 埼玉営業所」が立ち上がりました。
今後は関東方面でもご協力させていただくことが出来るようになりましたので、ご用命の際は是非お声かけください!