ロボット通信 VOL61 - 生産維持継続のためのロボットメンテナンスについて -
2016.11.02
弊社で定期発行しておりますロボット通信についてご紹介いたします
このロボット通信はメールマガジン登録を頂いているお客様へ配信させていただいております
ロボットに関する様々な情報を発信しており多くのお客様にご愛読いただいております
今回の内容は・・・
・生産維持継続のためのロボットメンテナンスについて!!
・メンテナンスセミナー(講師役)・・・!!
初めての方はぜひ一度目を通していただけたらと思います
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今月のトピックス:生産維持継続のためのロボットメンテナンスについて!!
「メンテナンス」という言葉で、皆さんは何をイメージされますでしょうか?
Webでその意味を調べてみますと、「何かをきちんと使える状態で維持するような行為」とあります。
具体的には、整備・維持・保守・点検等となります。
さて、産業用ロボットにおいてのメンテナンスについてですが、定期的な点検や故障の修理だけでは不十分で、
ロボットの能力を維持するためには、点検後の部品交換やバッテリー等の消耗部品等の定期的な交換が必要になってきます。
そこで、メンテナンスの為の「保全」についての説明をさせて頂きます。
①「事後保全」
故障してから修復を行うメンテナンスで、生産を復帰させる為に必要となります。
②「予防保全」
突発的な故障を未然に防ぐ為に必要なメンテナンスで定期的な点検を行い、必要な部品交換を行い修繕費や無駄な経費を抑え
突発的な生産停止を防ぎます。
③「改良保全」
現状の設備等で問題点を発見して改善を施すメンテナンスで、突発的な故障を防ぎメンテナンスがし易いように改善を行います。
④「予知保全」
定期的な点検で必要な部品交換を行うのではなく、定期的に運転状態を観測することで、故障が発生する前兆を察知し
事前にメンテナンスを行います。
今月のつぶやき:メンテナンスセミナー(講師役)・・・!!
最近の事ですが、とある展示会で「保守・保全」についてのセミナーでの講師役をさせて頂ける機会がありました。
普段からメンテナンス提案でお客様方を巡回訪問させていただいておりますので、特に緊張する事もなく普段通りにお話しをさせていただくことが出来ましたが、受講されたお客様に上手く伝わっているのかは正直なところ不安でした。
ですが、セミナーが終了してから個別にお客様からの質問や問い合わせ等をいただけ、少しはお役に立てていることを実感させて頂けました。
弊社の営業マンがお客様方を訪問させていただいた際には、質問や問い合わせをしていただければ必ず何らかのアドバイスや返答をさせて頂きますので、よろしくお願いいたします。