ロボット通信 VOL51 - 溶接スパッタ低減方法について -
2015.12.28
弊社で定期発行しておりますロボット通信についてご紹介いたします
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今回の内容は・・・
「溶接スパッタ低減方法」について!!
「国際ロボット展2015」・・共生・調和・安全!!
初めての方はぜひ一度目を通していただけたらと思います
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今月のトピックス:溶接スパッタ低減方法について!!
今回はアーク溶接での副産物として生成される「スパッタ」の低減方法についてお話させて頂きます。
スパッタは、主にアークを熱源とするアーク溶接やガス溶接などの溶接接合、ろう接合などにおいて
発生飛散するスラグや金属粒となります。溶接品質の妨げとなり、後工程での除去作業を発生させてしまいます。
それでは対策方法としてですが、
①使用ワイヤ(低スパッタワイヤなど)の選択
②シールドガス組成(混合ガス)の選択
③溶接電源(パルス溶接など)の選択
などとなりますが、最近ではワイヤ送給制限によるスパッタ低減方法などが開発実用化されています。
他にも溶接施工条件(アーク電圧、トーチ角度、ワイヤ突出し長さなど)を適切に調整・選択することにより、
スパッタの発生量を低減させることも出来ます。
今月のつぶやき:国際ロボット展2015・・・共生・調和・安全!!
2015年12月2日~5日まで、東京ビックサイトにて今年も国際ロボット展が開催され私も視察に行かせてもらいました。
各ブースには所狭ましと言わんばかりに、ロボットが展示されており、多数の来場者による熱気で盛況でした。
今年は「ロボットサービス」が注目されていて、作業サポート・介護など今後の課題とされている分野へのロボット導入が
より具現化され、実際の現場での活用事例等が紹介されていました。
産業用ロボットについては、超大型化・高速化が進んでいるものや、人間との協調性をアピールしたものが紹介されていました。