ロボット通信 VOL45 ー 人間共存型産業用ロボットについて ー
2015.07.01
弊社で定期発行しておりますロボット通信についてご紹介いたします
このロボット通信はメールマガジン登録を頂いているお客様へ配信させていただいております
ロボットに関する様々な情報を発信しており多くのお客様にご愛読いただいております!
今回の内容は・・・
「人間共存型産業用ロボットについて」
「梅雨シーズン到来!!~環境改善について~」 となっております!
初めての方はぜひ一度目を通していただけたらと思います。
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今月のトピックス:人間共存型産業用ロボットについて
今、ロボットを使っての生産工程は大きな転換期に差し掛かっているのかも知れません。
いきなりのお話で「何を言っているのかな?」と思われるかも知れませんが、
「人が出来る事、ロボットが出来る事、人とロボットが出来る事」の棲み分けが既に始まっているように思われます。
双腕型タイプの「バクスター」「ネクステージ」、6軸多間接タイプの「ユニバーサルロボット」など
既に国内外で生産販売がされていて、導入実用化されている企業様があります。
人間との共生共存と言う事で、80ワット以下の低出力サーボモーターを使用して人間と同じ環境で作業しても安全なものとなっています。
低出力と言う事で高速での稼働は出来ませんが、24時間の稼働が出来る事でカバーをしています。
人が行っている作業は今後ロボットで全て置き換える事が出来るかもしれません。
今月の「つぶやき」:梅雨シーズン到来!!~環境改善について~
いよいよ今年も梅雨シーズンが到来しましたが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
ペルー沖でのエルニーニョ現象が強まり梅雨明けが例年より遅くなるのではないかとの話も出てきています。
湿度が高くなり気温が上がれば、ロボット(特にコントローラー)にとっては過酷な環境となりかねません。
毎年の事ですが「どのような対策を取ればいいの?」と言う質問をされます。
人間と同じようにエアコンを使って快適な環境を作ってあげれば・・・と言うようには行きません。
アドバイスさせて頂くなら、
①まずは冷却ファンが正常に回転しているかの確認、
②特に発熱が多いパワーユニット(溶接機部分)の清掃点検の実施、
③設置環境の改善(空気の滞留をさせない工夫)
などが挙げられます。
温度異常などのトラブル発生の原因ともなりますので、
この時期は特に気を付けてあげてください。